2016.03.11更新

東日本大震災の発生から今日で5年となりますが、被災地の復興は思うようには進んでおらず、報道によると今でも17万人以上が避難生活を余儀なくされているそうです。

改めて震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々ができるだけ早く平和な日常の生活を取り戻せますように願ってやみません。

 

なかでも福島県では、原発事故の影響で今も9つの市町村で避難指示が出されていて10万人近くが避難生活を続けているそうです。

各地で除染などの対策が進められ、昨年9月の調査では、福島第一原発から半径80キロの地域の空間の放射線量は、原発事故から7か月後の時点と比べ平均65%下がったとのことですが、避難生活が長引く中で今後どのように復興を進めていくか大きな課題となっています。

 

先日9日、稼働中の関西電力高浜原子力発電所について大津地方裁判所で「安全性が確保されていることについて説明を尽くしていない」として運転停止を命じる仮処分決定が出されました。

原発の稼働については国民の間でも賛成・反対両方の意見があり難しい問題ですが、裁判所が指摘しているように、稼働するにあたっては少なくともその安全性についてきちんと説明を尽くし理解を得る必要があるといえるでしょう。

 

 

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投稿者: 弁護士 村田 彰子

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